ナチュラルリリースの徒然帖

山陰・鳥取・境港の情報を発信している釣り人です。最近は日々の徒然記がメインになっています。

【第1投目】ロッドの適合ルアーウエイトの秘密

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こんばんは。管理人(@y_nax_tw)です。

このカテゴリーでは、ルアーフィッシングの常識・非常識について、管理人が超主観的に考えてみたいと思います。(あくまで管理人個人の意見です)

 

第1投目は、【ロッドの適合ルアーウエイト】について考えます。

 

 

 

 

適合ルアーウエイトの表記

ほとんどのルアーロッドにも「Lure Wt:〇g~〇〇g」という感じで適合ルアーウエイトが表示されています。

基本的には、メーカーが推奨する「そのロッドで投げられるルアーのウエイト」といった意味合いで考えておけば良いと思います。

 

 

 

適合ルアーウエイトを守らないとどうなる?

適合ウエイトを超える重さのルアーを投げてロッドを破損した場合、本来であればロッドに問題があり、通常は無償で交換してもらえるケースであっても、保証書を使って直さなければならなくなる場合があります。

 

 

 

適合ウエイトを超えるウエイトはどの程度投げられる?

ここからが本題です。

インターネットでロッドのインプレ等を見ていると、ロッドの使用者に対して次のような質問をされるアングラーの方々がよくおられます。

 

「(このロッドで)気持ちよく投げられるのは何グラムくらいまでですか?」

 

何の変哲もない当たり前のような質問に見えますが、肝心な部分が抜けています。何でしょうか??

 

 

 

どんなルアーを投げるのか?

エギと違い、ルアーの種類は様々です。

トップウォーターであれば、ペンシルベイト、ポッパー、スイッシャー。

ミノーであれば、スタンダードな90mm~120mm、ヘビーウェイトのシンキング、ロングビルミノー、ビッグミノー。

シンキングペンシルであれば、細身の90mmクラスのものから、超ファットな扁平のものまで。

その他、バイブレーション(リップレスクランク)からキャスティング用のメタルジグまで。

 

 

 

ケーススタディ

ロッド Lure Wt:5g~28g

①140mmで24gのミノー

②60mmで35gのメタルジグ

 

どちらのルアーが気持ちよく投げられるか?

ロッドの特性も様々なので断定はできませんが、ほとんどのルアーロッドは、②の方が気持ちよく投げられるはずです。

①は適合ルアーウエイトの範囲内ですが、②は適合ルアーウエイトを大きく超えます。それにもかかわらず、②の方が気持ちよく投げられるはずです。

 

 

 

空気抵抗は超重要ファクター

上記事例で、なぜ適合ウエイトを超える②のルアーの方が投げやすいのでしょうか?

 

ルアーフィッシングに馴れていれば当たり前のことなのですが、140mmで24gのミノーってけっこうな空気抵抗があって投げにくいんです。

いくら適合ウエイト範囲内であっても、空気抵抗のあるルアーは投げにくいのです。

 

そうです。何gぐらいまで気持ちよく投げられるか?という質問に対しては、肝心の「どんなルアーを投げたいのか?」という部分が抜けています。

したがって、ミノーであれば、120mmで21gまでが気持ちよく投げられる限界かもしれませんが、バイブレーションであれば30gくらいまでは普通に投げられるかもしれません。

 

 

 

ロッドの破損の原因

キャストした際にロッドを折ってしまう原因はいくつか考えられるのですが、その中でもけっこう多い原因と思われるのが、この「ルアーの空気抵抗」を無視したキャストに起因するケースです。

本来、ルアーロッドは、キャストの際にしっかりとロッドを曲げ、ロッドのベリーからバットの部分にウエイトが乗るように投げてやればそう簡単には折れません。

 

しかし、空気抵抗のあるルアーを投げる場合には、次のような現象が起こります。

上記のロッドで21gのミノーを投げる場合、21gほどのルアーウエイトであれば、ロッドのポテンシャルからすればまだまだロッドに余力のある重さです。なので、実際には、自分の思っているほどロッドはしっかりと曲がっていないのです。

次に、ロッドを十分に曲げてやるには、スイングスピードを速くしてやる必要があるのですが、ルアーの空気抵抗が邪魔をして、ロッドのスイングスピードが思ったほどは上がりません。

 

結果として、ロッドのポテンシャルが十分に発揮できるほどロッドを曲げてやることができず、ロッドの竿先寄り(反発力の弱い部分)で投げることになります。ロッドの反発力の弱い部分にルアーの重さが乗ってしまうため、適合ウエイトの範囲内のルアーでも竿先が破損してしまいます。

 

 

 

適合ルアーウエイトの設定方法

では、メーカーが販売するロッドに、メーカーはどのように適合ルアーウエイトを設定しているのでしょうか?

この点について、管理人は全く知らないですが、想像はできます。

 

ここからは管理人の想像です。

おそらく、適合ウエイトの設定は、「適当」です。ここで、「適当」というのは二つの意味合いで使っています。

 

一つは「適切」という意味です。

メーカーがロッドを作った時は、破断テストや試投をすると思いますが、このときに、だいたい〇〇gくらいのルアーなら投げられるというのをチェックすると思います。

したがって、まずは、実際に投げてみて、無理なく投げらる範囲内を設定していると思います。

 

もう一つは「いい加減」という意味、いわゆる「テキトー」という意味です。

ロッドの設計に関わっているわけではないので詳しいことは全くわかりませんが、設計段階でコンピューターのように1g単位で適合ウエイトを設定出来るということはちょっと想像ができません。

それに、そもそも、先にも述べましたが、ルアーの空気抵抗を無視してウエイトだけが独り歩きするのは可笑しな話です。

したがって、管理人は、適合ウエイトは「だいたいこのくらい」という感じでテキトーに設定されているのでは?と考えています。

 

 

 

まとめ

ルアーの空気抵抗は超重要

何gのルアーまで投げられるか?を考えるにあたっては、ルアーの空気抵抗も必ず考慮してください。

 

適合ルアーウエイトはあくまでも目安

ルアーをキャスティングする際には、ルアーの空気抵抗を無視することは絶対にできません。それにもかかわらず、適合ルアーウエイトだけが一人歩きするのは可笑しな話です。

ロッドを購入する際は、あくまで目安程度に考えてください。